リハビリテーションについて
リハビリテーションの語源はラテン語で、re(再び)+ habilis(適した)、すなわち「再び適した状態になること」「本来あるべき状態への回復」などの意味を持ちます。リハビリテーションは疾患やけが、高齢化や障がいによって運動をするために必要な身体機能が低下してしまった人々に対して行っていく治療法です。運動をするための身体機能を改善、もしくは維持をするためにさまざまな療法を施します。
そうすることで、体を動かすための『身体機能の回復』、『心の豊かさの 回復』、『社会復帰・生活の 回復』を目指します。
運動器リハビリテーション
下肢関節可動域訓練
骨折などの怪我や、加齢による関節の変形により、関節本来の可動域を動かすことができなくなることがあります。
下肢関節可動域訓練 は、可動域制限の改善と予防を図り、しゃがむ動作や着替えなど、関節に負荷がかかる動作を日常的に無理なくできるようにするためのトレーニングです。
肩関節柔軟性確認
40代以降、肩が上がらない、重いと言った症状に悩む患者さんがいらっしゃいます。原因は様々ですが、最も割合が多い病気に「肩関節周囲炎」という症例があります。(四十肩、もしくは五十肩と言われることもあります)
「肩関節周囲炎」は肩関節周囲の組織が炎症を起こし、腕が挙上できなくなったり、拘縮(固まってしまう)してしまう症状が出ることがあります。
スタッフと患者様で情報を共有し、関節の柔軟性を改善、ケアを目指します。